-WEB屋-もちこブログ

企業に務めるWEBデザイナーが独立して、教育事業を起こすまでの課程を残すブログ。

できるエンジニアとそうでないエンジニア

単刀直入なタイトルにしてしまったけれど、日々感じることをツラツラと。

数千人のエンジニアが働く会社の中でも、やはり突出した技術力を持つ人もいれば、そこまでプログラミングの知識が突出しているわけでもないけれど組織を作る上で欠かせない人物など様々なパターンが存在する。

IT業界といえどベースは「モノづくり」

困難な局面には幾度となく遭遇する。
そんな中、どんなパターンの人であれ、周囲に一目置かれていたり、頼りにされている人の共通点が1つだけある。

それは、最後まで責任を持ってやりとげる。自分でどんな形でも良いので解答を導き出せる。

これに尽きる。

すごく当たり前のことを書いているようで、意外とこれが当たり前でない。

どんな職種であってもそうだが、困難な局面でこそその人の本質が現れやすいもので、この目の前の課題をこなしきれるかどうかで大きな差が出ている。

昨今IT人材不足のニュースが多くなり、理系でなくても遅くない。プログラミング力を今からつけよう!といった具合のタイトルで多くのサービスが次々と生まれているが、果たして本当に「プログラミング」ができればそれで良いのだろうか?

私が今後も一貫して主張したいことは、あくまでもプログラミングは創造するものを形作るための1つの手法でしかない。

なぜそれを作るのか。それをどうやって作るのか。どう整理して落とし込んでいくのか。どうやって協業していくのか。困難な状況下でいかに冷静さを欠かずに対応できるのか。

そういったことを考えられずにただ皆が皆、プログラミングを学びコンパイルができるようになったとしても、1つの大きな物を作り上げることはできない。

果たしてそういったことを実務を通してどれだけの人が客観視して考え、今後の子どもたちの学習基盤にどうのせていくべきかを議論している人がいるのだろうか?

できるエンジニアとそうでないエンジニア。

そこには単純なプログラミング力の差だけでは語りきれないものがある。